ドイツには大掃除がない?!今年は年末もゆったり過ごす。ドイツ式暮らしとお掃除の極意

文・山下シオン 写真・栗林成城
Text by Shion Yamashita  Photographs by Shigeki Kuribayashi


一年の汚れを落とし、部屋だけでなく心まで美しく清め、新年を新たな心持ちで始められるようにするのが大掃除。でも年末は、お歳暮に、年賀状、忘年会、etc. ..と一年を締めくくるあれやこれやで大忙し。慌ただしく過ごしているうちに時間がなくなり、大掃除をする間もなく新年を迎えてしまった!なんてこともあるのではないでしょうか。


ドイツでは年末に大掃除をする習慣がない?!では、どうしている?
“シンプルで合理的”というドイツ式ライフスタイルの提案をする門倉多仁亜さんに、年末に改めて大掃除をしない
日々の暮らし方と掃除のコツについてお聞きしました。


ただでさえ忙しい年末を、お掃除に時間を費やすのでなく
今年からは心も身体もゆったり落ち着いて、年末の時間を有意義に過ごしませんか。

 

掃除の基本は“ゼロ状態”を保つこと ── 整った空間で気持ち良く暮らす秘訣とは


 年の瀬になると、一年間に溜まったほこりや汚れを落とすために、大掃除をするのが日本の慣わし。一方で、「人生の半分は整理整頓」という諺が存在するドイツでは、日頃の掃除を続けるだけで、考えるだけでも気が重くなりそうな大掃除をせずに済むという。そこでドイツ人の母を持つ料理研究家の門倉多仁亜さんに、ドイツならではの掃除の考え方とコツについて伺った。

掃除するべきところを日ごとのルーティーンワークにすれば、週に一度の掃除も楽です


─── ドイツでは年末に大掃除をしないと聞きました。

「その昔、ドイツにも大掃除はありました。時期は3月、ちょうど暖炉を使わなくなった頃に窓を全開にして行われたものです。暖炉を使うと、家中が煤で真っ黒になるので、煤払いを兼ねて大掃除をしていたそうです。私の母はというと、クリスマスに向けていつもよりも念入りに掃除をしますが、それは家族や来客が集まって過ごすからで、日本の大掃除とは少し意味合いが違います。ドイツでは、日常的に片付けや掃除をします。専業主婦なら、曜日ごとにやることを決めて一週間かけて家をきれいにしますが、私は週に一度まとめてやるようにしていて、水回りだけは毎日やることとして決めているんです。掃除するべきところを日ごとのルーティーンワークにすれば週に一度の掃除も楽ですね」

 気負わずにできるのは、日課として浸透しているから。そんな多仁亜さんには住空間の快適度を測る基準がある。

写真:美しく片づけられた多仁亜さんのご自宅

美しく片づけられた多仁亜さんのご自宅。
家をきれいに見せ、また、掃除を効率的にするポイントは ”ものが片付いていること” だという。


 

私の日課は、朝一番にお部屋を“ゼロ状態”に戻すこと。ドイツ人には、整った家に住みたいという願望が第一。そのために合理的な掃除や収納法のメソッドがある。


─── 本日、ご自宅を拝見して実感したのですが、本当にきれいに片付いていて気持ちいい。どこのお宅にもあるごちゃっとしたところが一切ありません。どのようにしていらっしゃるのでしょうか?

「私の日課は、朝一番にお部屋を“ゼロ状態”に戻すことから始まります。ゼロ状態というのは、使った物を有るべき場所にきちんと片付けるということ。ドイツでは自分にとって必要なものと必要でないものを分別して、いらない物は必要な人に譲ったり、私はよくリサイクルに出しています。そして必要なものはそれぞれ決めた場所に収納します。ですから、使って出した物もそれぞれ収納場所に戻すだけですっきりするんです。それが自分にとって一番快適な状態ですよね。

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今回は、最新のミーレ掃除機 Compact C2 SDCO 0 NB HomeCare Specialist をお試しいただきました。

そうなると自分の“ゼロ状態”というものを決めるために、まずは片付けをすることが大切ですね。ドイツ人には、整った家に住みたいという願望が第一にあるから、その願望を叶えるために合理的な掃除や片付け、収納法のメソッドがあるんだと思います。そこが違うところかもしれませんね」


 快適な暮らしを送りたいという願望に則した掃除法からは、日本人にも学ぶべき点が多い。忙しい日々を送る人にとって、大掃除は大きな負担。だからこそ、日々どう過ごすかが大切だ。

「部屋がゼロ状態になると、朝食を済ませてコーヒーを飲んで、その後は水回りの作業に入ります。まずは台所をばーっと軽く掃除して、トイレと洗面所も自分が使い終わったらきれいにして、お風呂場も水切りします。水回りさえしっかりしておけば、きれいな状態が保たれて気持ちがいいです。これらは歯を磨いたり、顔を洗ったり、髪を洗うのと同じで、毎日やる習慣です。掃除も習慣にしてしまえば、全く面倒だとは思わないですね」

 

ミーレの掃除機は、私が週に一度行う掃除にも大活躍。アタッチメントでサッシの溝、オーブンの扉などの細かい部分のゴミも吸取れば、週一掃除プログラムは完了です


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そんな多仁亜さんにとって、週一度の掃除で活躍しているのがミーレの掃除機。大学卒業した頃に初めて購入したものを母さまに譲ったため、一度買い換えて、それを今も愛用しているという。

「日本のメーカーの掃除機は畳の上を掃除するにはいいですが、フローリングや絨毯で使うには少し吸引力が弱い気がします。その点ミーレの掃除機はパワーがあるので、ゴミをしっかりと吸ってくれます。私が週に一度行う掃除にも大活躍。まずはほこりをとって、その後、板間や絨毯に掃除機をかけます、さらにアタッチメントを掃除機に装備して、サッシの溝、オーブンの扉などの細かい部分のゴミも吸い取ります。それだけで私の週一掃除プログラムは完了します」

 

 

 

 

ミーレ掃除機 Compact C2 SDCO 0 NB HomeCare Specialist 家中、あらゆる場所をこの1台で。

ミーレ掃除機

どんなゴミやホコリも取り逃さない吸引力、圧倒的にクリーンな排気 ── 9層構造の HyClean (ハイクリーン) 3D ダストバッグに加え、モーター保護フィルター、HEPA エアクリーンフィルターの重層構造で徹底的に排気を濾過。微細な塵やダニの死骸・花粉までしっかりキャッチするので、排気はとてもクリーン。窓を閉めたままお掃除できます。
そして、ミーレが大切にしている 20 年の使用を想定した耐久性。毎日のお掃除に、安心できるパートナーとしてお約束いたします。

豊富なアクセサリー付属で、お掃除しにくい場所もおまかせ


手が届きにくい、微細な砂ぼこり、狭い・小さいすき間・・・。手ではどうしてもお掃除しにくい場所も、掃除機で吸引してしまえばラクにお掃除できます。

【付属アクセサリー】

  • ターボブラシ STB 205-3
  • ハンドターボブラシ STB 101
  • ユニバーサルブラシ フレキシブル SUB 20
  • すきま用ノズル ロング SFD 20
  • マイクロセット SMC 20
  • すきまノズル/ホコリ取り用ブラシ/家具用ノズル (標準付属ノズル 3 点セット)

すきま用ノズル ロング SFD 20

先端部が細く柔軟に曲がるので、手の届きにくい家具や大型家電の裏やすき間に溜まったほこりをすっきりお掃除ができます。

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ユニバーサルブラシ フレキシブル SUB 20

ブラシの角度が調節でき、高いところのお掃除に最適。カーテンレールやエアコン、照明器具の上など、手の届かない場所のお掃除に。

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ホコリ取り用ブラシ

柔らかいブラシと角度調節できるヘッドで、様々な箇所のゴミを吸い取ります。
サッシの溝をはじめ、パソコンや電気製品また、衣類についた花粉を取除くのにも便利。

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ハンドターボブラシ STB 101

布団のお手入れに最適。空気の流れで回転する内蔵ブラシが付いたハンドサイズのターボブラシ。枕や布団、クッションについたホコリや毛を、しっかり掻き出し吸い取ります。

マイクロセット SMC 20

ハードカバーブックサイズのケースに、パソコン周りやAV機器、フィギュアのお掃除に便利な小さなブラシやホースをセット。優しい吸引力で、手ではやっかいな繊細な、小さなものをお手入れ。

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ラジエーターブラシ SHB 10/20 (別売品)

エアコンの吹き出し口、また洗面所や浴室の換気扇はホコリや花粉の溜まりやすい場所のひとつ。少し硬めのブラシがこびりついたホコリも落とし、吸引します。

 

製品について詳しく見る

 

門倉多仁亜さん

Profile: 門倉 多仁亜 (かどくら たにあ) 

料理研究家
1966年神戸市生まれ。日本人の父とドイツ人の母をもつ。幼い頃、ドイツ人の祖父母と暮らすなかで自然と家事が身に付き、そのことがきっかけで料理研究家に。現在、テレビや雑誌などで料理を紹介するだけでなく、ドイツのライフスタイル全般を紹介する仕事をしている。東京、鹿児島の家に、ミーレのオーブン、食器洗い機、洗濯機、乾燥機、掃除機を設置するミーレ愛用者の一人。