Miele Dishwashers Stories ~ 和食器と食器洗い機のある暮らし ~ 和食器を食器洗い機で上げるポイントや秋の料理と和食器のテーブルコーディネートを紹介するイベントを開催Miele Dishwashers Stories ~ 和食器と食器洗い機のある暮らし ~ 和食器を食器洗い機で上げるポイントや秋の料理と和食器のテーブルコーディネートを紹介するイベントを開催

2020年9月2日(水) 14:00-15:00、Miele Experience Center 表参道にて「Miele Dishwashers Stories」ブックレットの完成を受け、メディア向けイベントを開催いたしました。

長い歴史を有する
有田焼 x Miele コラボレーションが実現

日本には独特のうつわ文化や食生活が存在します。日本初の磁器であり、長い歴史の中でドイツのマイセンにも影響を与えている有田焼の窯元様のご協力を得て、このブックレットを製作いたしました。

有田焼とMieleの歴史を見る

和食器と食器洗い機をめぐる
トークセッションを開催

今回、 日本の代表的なうつわ有田焼の窯元 アリタポーセリンラボ 松本さん、料理研究家であり無類のうつわ好きである冷水 希三子さんをお招きし、「和食器で彩る豊かな食の時間」「和食器と食洗機」をテーマにトークセッションをお届けしました。

トークセッション概要

トークセッション 登壇者

  • 編集者
    山田 泰巨さん
  • 料理家
    冷⽔ 希三⼦さん
  • アリタポーセリンラボ株式会社
    代表取締役社⻑
    弥左ヱ門窯 七代⽬当主
    松本 哲さん
  • ミーレ・ジャパン株式会社
    マーケティング部
    プロダクトチーム
    プロダクトマネージャー
    佐村 由紀子

編集者の山田泰巨さんをモデレーターに、ゲストに料理家・冷水希三子さん、アリタポーセリンラボ松本さんをお迎えしトークショーを開催しました。「秋の器と料理の楽しみ方」をテーマにしたテーブルコーディネートのご紹介や有田焼の製造工程や器の扱い方などのお話を伺いました。陶祖 李参平窯さんにもビデオ出演いただきました。

和食器で彩る豊かな食の時間冷水流 秋のテーブルコーディネート

“秋は、温かみのある色合いの食材が多い時期。 温かみのあるうつわとの相性がよい。”

左から冷水さん、山田さん

  • 秋は食欲の秋。食材豊富な時期。秋のうつわはどのようなものをつかっていますか?
  • 食べることが楽しい季節。畑は端境期。秋の実りは木の実、きのこや果物など。温かみのある色合いの食材が多い時期。温かみのあるうつわとの相性がよいですね。

“磁器や陶器や⽊のボウルなど、⾊々なうつわを合わせてバランス良く。”

  • 今回のコーディネートのポイントをお聞かせください。
  • メニューは秋鮭ときのこのフリカッセ。柿とサワークリーム、リコッタチーズをパンに添えている。アリタポーセリンラボのジャパンシリーズから桜色の<ヤエ>を使っています。
    ピンクは使いづらい色味と受け止められがちですが、ピンクはどんな食材の色味にもマッチします。フリカッセは汁気があるので、なだらかな深みあるお皿にして、とりわけやすいスタイルにています。
    また、取り皿はピンク一色だと重くなるので抜け感をつくるために下皿を重ねています。

    秋鮭ときのこのフリカッセ、柿とサワークリーム

  • 陶器のうつわに載っているのは秋茄子と万願寺の炊いたもの。菊花でアクセントをきかせています。もう一つはあじときのこの南蛮漬け。作家さんの黒い石皿に載せています。日本の家庭料理に合うのは絵付皿ですね。シックな単色絵付の古伊万里を緑のお皿と重ねることで、お料理と古伊万里をともに引立たせることができます。

    取り皿の上の絵付皿は古典的な文様を使いつつモダンに仕上げているので、緑色と重ねることで、地味な色味から心躍る食卓に変化させることができます。

    磁器や陶器や⽊のボウルなど、⾊々なうつわを合わせた⽅が全体的なバランスが良くなります。お⽫に⼊ったお料理も含めて“テーブルを⼀枚のキャンバス”としてコーディネートを考えるととてもバランス良くなると思いますよ。

    秋茄子と万願寺の炊き合わせ、あじときのこの南蛮漬け

和食器と食洗機食洗機対応のニーズにも取り組み
アリタポーセリンラボの
世界にかける思いと和食器のトレンド

“食洗機対応ができるうつわを日々研究し、 対応食器を世に送り出しています。”

アリタポーセリンラボ株式会社
代表取締役社⻑
弥左ヱ⾨窯 七代⽬当主 松本 哲

  • アリタポーセリンラボでは、古典的なものからトレンドに即したものまで5000種類ほど展開しています。
    冷水さんのコーディネートにも登場したジャパンシリーズは、有田焼の文化を海外まで広めたい思いからニューヨークの展示会にだすためにつくりましたが、食洗機を使うご家庭が増えていることから、食洗機対応ができるうつわを研究しながらつくりました。
  • 食洗機対応となると慎重にされていると思いますが、中には向いていない食器はありますか?
  • 金属を入れた釉薬を使用した食器は食洗機で洗うのは難しいですね。

左から冷水さん、山田さん、松本さん(モニター)

  • 最近の器に求められるトレンドとは何でしょう。
    お客様の声、リクエストなどがあれば教えてください。
  • 最近は使いやすいのはもちろんですが、SNS映えするため、料理を載せたときの見た目を気にされるお客様が増えています。淡い色がトレンドになっているのではと感じています。これからはグレージュのお皿の発売を控えており、今は淡く繊細な色味が求められています。
冷水さんコメント

ご家庭では淡い色が使いやすいと思っている方も多いのではないかと思います。今回、私も普段あまりつかうことのないピンクのコーディネートにチャレンジしてみましたが、とても新鮮で新しい発見がありました。

佐村コメント

テストを通じて食器洗い機に耐えうる絵具も日々研究されていて、食洗洗い機対応の食器も思いの外増えているのだなと感じました。
今後も和食器の楽しみも広がっていくのではないかなという印象を強く持ちました。

有田焼陶祖 李参平窯の
伝統、製法を次世代へ

陶祖 李参平窯 ⼗四代李参平さんにビデオ出演をしていただきました。

有田焼 陶祖 李参平窯 十四代李参平

陶祖である初代李参平の直系である十四代李参平さんは、1600年から1637年頃につくられていた、朝鮮陶工から受け継がれている初期伊万里を復元することを目指した製作をされています。初代李参平が発見した泉山磁石場の石を使った繊細なうつわが、食器洗い機に耐えられるかにご興味を持たれ、今回のコラボレーションにご参画いただきました。

初期伊万里の製法を伝承させていくことはもちろんのこと、その時々の技術やトレンドを取り入れていくことで、より多くの方に使っていただき、長く受け継がれることを願っておられます。

和食器をMiele食器洗い機で
洗ってみました

和食器は食器洗い機で洗えるのか?という質問をよくいただいていたこともあり、今回、窯元様のご協力を得て実際に洗浄テストを行いました。ほとんどで絵柄や表情に大きな変化が見られませんでした。

和食器の洗浄のコツや詳しい洗浄試験結果を見る
  • ミーレ・ジャパン株式会社 マーケティング部
    プロダクトチーム プロダクトマネージャー 佐村由紀子

  • ⼀般的な〈やきもの〉は⼤きく陶器、磁器、炻器(せっき)に分類され、⾷器洗い機で洗えるものは磁器が多いのですが、最近は陶器や炻器でも洗えるものも増えています。また、上絵付けに使⽤される和絵の具は、⾷器洗い機の洗剤に浸⾷されやすいものもあるため、⼿洗いにおいても丁寧な扱いが求められるなど、和⾷器の特性により、⾷器洗い機で洗える、洗えないは異なるため、和⾷器の知識を深めることや、陶芸家や販売者に相談することも⼤切です。

冷水さんコメント

Miele食器洗い機があれば、調理器具を洗う手間も省けて効率が上がりそう。窯元やメーカーから洗っていいという実証ができていることで安心できますね。食洗機にかける前に、下洗いしないといけないという認識がもともとあって、自分で洗ったほうが速いと思っていましたが、Miele食器洗い機は、下洗いしなくてもきれいに洗い上げてくれると聞いています。料理をするときに調理道具がシンクに溜まることが多いのですが、食洗機があれば、都度洗う必要がなくなることによって時間にゆとりができますね。手間が減ることで家族との時間ができると思います。

うつわの特性を知り、食器洗い機をうまく使いこなすことで、家事の負担を減らしながらも彩り豊かな食卓を実現することができます。

Mieleは食器洗い機を通じ、日本ならではのうつわ文化や、ご家庭での食卓、そして家族と過ごす大切な時間をサポートします。
日々をこころ豊かなものにする、“Miele のある暮らし”をこれからも提案してまいります。

10月8日追記
イベントダイジェスト動画(YouTube配信中)

当日のトークセッションのダイジェストを動画でご覧いただけます。

ゲストプロフィール

陶祖 李参平窯 ⼗四代李参平

有⽥焼の原料となる泉⼭陶⽯を発⾒したとされている⾦ヶ江三兵衛(李参平)直系の⼦孫。四代⽬で窯焼を廃業し、⾦ヶ江家⽂書を代々受け継ぐ。「初期伊万⾥様式の確⽴」を⽬指し、現在泉⼭陶⽯100%の有⽥焼を作陶。

アリタポーセリンラボ株式会社 代表取締役社⻑
弥左ヱ⾨窯 七代⽬当主 松本 哲

九州⼤学経済学部卒業後、某都市銀⾏に⼊⾏。3年間勤めるが実家に呼び戻され20 億円の借⾦を整理するため⺠事再⽣を⾏い家業を継ぐことになる。現代のライフスタイルに合ったモダンな有⽥焼「アリタポーセリンラボ」の開発を⼿がける。⽇本の四季をテーマにした、新しいスタイルの有⽥焼「JAPAN」シリーズは、NY、パリ、東京で⾼い評価を得ている。

料理家 冷⽔ 希三⼦

レストランやカフェ勤務を経て、フードコーディネーターとして独⽴。
季節の味を⼤切にした〝また⾷べたくなる料理〟が評判。『おいしい七変化 ⼩⻨粉』(京阪神エルマガジン社)、『ONE PLATE OF SEASONSー四季の⽫』(アノニマスタジオ)、『ちょっと贅沢なおもてなしレシピ』(家の光協会)などの著書を出版。

編集者 山田泰巨

編集者。1980 年北海道⽣まれ。
「商店建築」「Pen」編集部を経て2017 年よりフリーランス。
「Casa BRUTUS」「Pen」「ELLE DECOR」 などへの寄稿をはじめ、書籍やカタログの編集、展覧会の企画に携わる。

<参考>家事に関する意識調査 ※2020年8月実施 Miele調べ

新型コロナウイルス流行によるおうち時間の増加を受け、現在の家事状況に関する意識調査を独自に行いました。
料理に関する負担増を答えた方が多く、「食器洗い」が大変になったと答えた人は全体の3割以上で、料理・買い出しに次いで3番目に多い結果になりました。また、食器洗いの時間が短縮できれば、「家族や自分のための時間」、「家族団らんの時間」に充てたいと考える方が多く、自分や家族と過ごす時間を大切に考えている方がとても多いことが分かります。

  • 新型コロナでの自粛期間により、おうち時間が増加したことで大変になった家事はありますか?

    結果のグラフ 料理:56.4% 食器洗い:31.8%
  • 食器洗いの時間を短縮できるとしたら、空いた時間をどう使いたいですか?

    結果のグラフ 家族や自分のための時間にあてる:61.6% 食事中の家族団らんの時間を増やしたい:27%

家事に関する意識調査 2020年8月実施 Miele調べ
対象者:全国主要都市圏、普段からよく料理をする30代~50代既婚女性 500名